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(F-35A/19-5462)
↑ 先ほどの質問の答えがこの機体である。1機だけ356th FS "グリーンデーモンズ"の所属機であった。機体を借りてきているだけかもしれないが・・・
さて午前中のフライトが終了し、彼らもランチタイムであろう。私も厚木の先輩と休憩に入る。13時になってもエプロンに何も動きが無いので、私も近くのコンビニまで車を飛ばし昼飯の手配に向かう。店内に入ると、何とフライトスーツを身にまとった米軍のパイロット2名が、昼食の品選びをしているではないか。飛行隊の仲間に頼まれたものを沢山在るらしく、店員に探してもらって大量の購入をしていた。F-35Aのパイロットらしかったので、声をかけてみたらやはりそうである。しかし、これから昼食という事であれば、午後のフライトはかなり押してくるな・・・と想像できてしまった。案の定、15時過ぎても午後のフライトは開始されない。彼らが動き出したのは15:30だった。
↑ 鳥のくちばしのような機首のレードーム。この中にAN/APG-82というF-35のために開発されたレーダーを積むが、このレーダーは、一説によれば370km離れた敵機を発見できると言う優れものらしい。150kmも離れた場所からロックオン出来るらしく、敵はレーダーにも見えないF-35Aの存在に気付く前に、飛翔距離を伸ばした最新の空対空ミサイルAIM-120Dで撃墜されてしまうであろう。
離陸から丁度1時間で百里基地に戻ってきたF-35A。日も傾いてきたので、逆光の心配もないので再びタキシングポイントへ移動。
(F-35A/19-5492)
(F-35A/18-5369)
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↑ 年が変わって2024年3月12日 嘉手納基地のR/W-05Rに着陸するグリーン・デーモンズのF-35A。嘉手納でローカルフライトするヒルの388th FWの機体に混じって、1機だけこの機体が降りてきた。この機体は2022年6月に岩国にも飛来している。
↑ 帰投するF-35A。大きなエンジンノズルが飛行機と言うより、ロケットに羽を付けたと言う感じにさえ見える。このF-135エンジンの推力は、ドライで初期のF-15/F-16に搭載されていたF-100エンジンの約2倍の推力(ドライ比)を誇るのだ。
Old Insignia of 354th FW
↑ 上の4枚の写真(離陸する4機のF-35A)の中で、1機だけ他と違う機体が存在した。お判りかな・・・?
(F-35A/19-5482)
Wings
(F-35A/19-5464)
(F-35A/19-5464)
↑ 15:29百里基地を離陸するF-35A。午後はエプロンの見える小高い山に登り、そこで離陸を狙う。AK-5464は、調子が悪いらしく離陸滑走したが、フライトはキャンセルとなった。
↑ F-35Aにもアレスティング・フックがあったのだ・・・しかし、F-4やF-14など艦載機として造られた機体と比べ、ご覧の通り、こんなんで制御できるの?と言うぐらい細い代物である。